絵に会う

長年にわたって蒐集してきた コレクションの絵画や書、仏画

作者の作画スタイルには当然その蒐集品が大きな影響を及ぼしていると考えられます。展示の最後には、作品の源流ともいえる蒐集品のなかから、梅原龍三郎、ベルナール・ビュフェをはじめとしたコレクション絵画、書、神仏画などを展示いたします。
昭和の洋画を築いた巨匠である梅原龍三郎の絵画に関しては、作者は50年近くのコレクション歴があります。長年その眼を通して身体に染み込んだ梅原の絵の豊かな装飾性と生命力に溢れる画風は、作者の作画の基本ともなっています。またフランスを代表する現代画家ベルナール・ビュフェの絵画は、構図、手法ともに特異であり、この抽象化に至る嗜好も、異なる場所で生きてきた作者と遠く共鳴しているようです。
作画活動のかたわら古美術品の世界にも通じるようになり、近年では書画骨董など新たな分野の蒐集にも意欲的です。作者の作品と深い繋がりをもってきた幅広いコレクションの精華を集めました。

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梅原龍三郎「紫禁城」

1940年

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春日鹿曼荼羅図

室町時代

ベルナール・ビュフェ「婦人の顔」

1949年

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大聖武 十行

奈良時代